Beam Lake は、複数のソフトウェアから構成され、ビームピストル・ビームライフル競技の運営をサポートします。
選手向け機能 (Beam Lake Lane)
Lane は、選手が射撃中に、手元で自身の得点・着弾位置を確認するためのソフトです。 競技中に必要十分な情報を PC の画面いっぱいに表示します。
得点は、整数値での集計、小数値での集計の両方に対応しています。
対応標的では、軌跡を表示させることができます。
万が一、ソフトウェアの不具合や、停電などによる PC の障害が発生した場合でも、選手の着弾はすべてログとして記録されているため、選手の大事な1発が消えることはありません。 ログは、Control を使用してリストアできます。
競技役員向け機能 (Beam Lake Control)
Control は、競技役員が、複数の射座を一括で制御するためのソフトです。 試射/本射の切替、種目の設定、選手名の設定、ゼロ点挿入などの機能を使用できます。
複数射座を一括で試射/本射切替できるため、選手の切替操作が不要となり、スムーズに競技を開始できます。
事前にスタートリストを作成しておくことで、選手入場前のタイミングに、一括で全射座に種目・選手名の情報を設定することができます。
射座に対してゼロ点データを挿入したり、クロスファイアを受けた際に、当該着弾を無効化することができます。 また、ファイナルでの競射など、一部のショットをエクストラショットとして扱うことができます。 (エクストラショットとなった着弾は、合計点に換算されなくなります。)
競技終了後、選手の1発ごとの得点、合計得点を、プリンターで印刷することができます。
SIUS 社製の得点集計ソフトである SIUS Rank と連携させることで、リアルタイムスコアボードを表示したり、順位表を作成することができます。
観客向け機能 (Beam Lake View)
View は、観客に対して、選手のリアルタイムな射撃状況を伝えるためのソフトです。 最終の着弾位置や、銃を構えている時の軌跡、現在の合計点を確認できます。
ブローカー (Beam Lake Broker)
Broker は、Lane・Control・View のデータの仲介に必要なソフトです。
遠隔地での競技運営例
各会場の PC をインターネットに接続し、Broker を用意することで、遠隔地でも同時に競技を実施することができます。 (Broker は、インターネットから接続可能なサーバ上に配置する必要があります。)